• Profile

    昭和大学医学部生理学教室で、呼吸リズム形成機構の研究を新生ラット摘出脳幹-脊髄標本を用いて行ってきました。この摘出脳幹-脊髄標本に出会って以来、この標本のユニークさに魅了されています。呼吸神経活動は自律性リズムを刻むネットワークシステムなので、このin vitro標本でも、自発性リズムである呼吸性活動が取れます。昭和大学から南フロリダ大学に留学し、成熟ネコの呼吸性神経回路動態をニューロンの相互相関法を用いて解析しました。その後、上智大学生命科学研究所、東京都神経科学総合研究所、理化学研究所・脳科学総合研究センターで研究した後、現在、兵庫医科大学 生理学・生体機能部門にいます。この標本では広域ネットワークを保持しているため、ネットワーク動態を知ることが出来、in vitro標本でもあるため、単一ニューロンの特性とネットワークのしなやかな動きを関連させて研究できる楽しみがあります。これから、遺伝子-単一ニューロン-ネットワーク動態-運動出力が一体となって見られるこの標本で、脳機能のしなやかさに触れられたらと思っています。

Last Updated :2024/12/13
Researcher Information

Degree

  • 医学博士

Research Keyword

  • ホメオボックス遺伝子
  • 免疫組織化学法
  • LTD
  • ノックアウトマウス
  • 呼吸不全
  • シナプス形成
  • GABA_A受容体Clチャネル
  • 機能的神経回路網の発達
  • 光学的測定法
  • 摘出脳幹-脊髄標本
  • 電気生理学的手法
  • 呼吸活動
  • 包括脳ネットワーク
  • ホールセルパッチクランプ法
  • 蛍光トレーサー
  • 橋結合腕傍核
  • マウス
  • 呼吸リズム形成機構
  • 摘出小脳-橋-延髄標本
  • 機能的神経回路
  • 活動依存的シナプス形成
  • 胎生期〜新生期
  • 下オリーブ核

Field Of Study

  • Life sciences, Clinical pharmacy
  • Life sciences, Physiology
  • Life sciences, Neuroscience - general
Research activity information

Paper

MISC

Research Themes